長崎の畜産

壱岐島で生まれ育ったまぼろしの壱岐牛

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長崎の畜産

長崎県は日本の最西端に位置し、地形は平坦地に乏しく、多くの半島と離島から形成され、海岸線の延長は、約4,183キロメートルと北海道に次ぐ長さとなっています。壱岐(原の辻)、五島(大浜)の貝塚から牛の骨が発掘されています。
また、江戸時代には出島(長崎)の阿蘭陀商館が置かれていましたが、そこには牛などが飼育されていました。このように豊かな自然と畜産に長い歴史を持つ長崎県は、県内外へ、良質で安全な畜産物の供給基地となっています。

長崎を支える畜産業

肉用牛

について

長崎県の農業は、地域を支える重要な産業となっています。その中で、畜産は農業産出額の約36%を占める基幹的作目であり、特に肉用牛は第1位の産出額で、離島・半島地域の農業振興に不可欠な作目となっています。

酪農

について

長崎県の酪農の歴史は古く、今から約200年前に出島で乳牛が飼育されたことにはじまり、明治25年の牛馬籍台帳によると、乳牛が747頭飼育されていました。生産される生乳は、主に飲用牛乳等として供給され、特に学校給食では児童・生徒の体位向上に貢献しています。

養豚

について

養豚は、肉用牛、米、ばれいしょに次ぐ農業産出額をあげています。近年、生産者の高齢化や後継者不足により、飼養戸数が減少していますが、生産性は年々向上しており、母豚一頭あたり肉豚出荷頭数も増加傾向にあります。

養鶏

について

新鮮な鶏卵や鶏肉の安定供給を図り、消費者の安全・安心志向に応えることが重要です。県内の養鶏農家は生産コストの縮減を図るとともに衛生管理の徹底を図り、安全で品質の高い鶏卵・鶏肉の生産に取り組んでいます。

獣医師の仕事内容

家畜保健衛生所について

家畜保健衛生所では、畜産の安全・安心を守っています。

1.家畜伝染病の予防、まん延防止

口蹄疫や鳥インフルエンザなどの、ひとたび発生すると畜産経営はもちろん、社会的にも大きな影響を及ぼす家畜伝染病の発生予防及びまん延防止対策を行っています。

2.家畜の生産性の向上

1頭でも多くの子牛や子豚が生まれ、呼吸器病や下痢などの病気に妨げられず健康な家畜として育つためのサポートをしています。

3.安全な畜産物の生産

食肉や鶏卵、牛乳などに抗生物質などが残らないよう、また人の食中毒菌など有害な病原体がないよう、農場の検査や指導を行い、安全な食品ができるよう努めています。

農業大学校について

農業大学校では、長崎の農業の未来を担う若者を育成しています。(※詳細については、下記のページをご覧ください。)

農業大学校のホームページを見る

農林技術開発センターについて

農林技術開発センター畜産研究部門では、生産現場の課題解決のための技術開発に取り組んでいます。また、研究に用いる家畜の診療をしています。(※詳細については、下記のホームページをご覧ください。)

▲ 超音波診断装置による肉質診断

▲ 放牧草地造成技術の開発

農林技術開発センターのホームページを見る

肉用牛改良センターについて

肉用牛改良センターでは、全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を受賞した受賞牛の交配種雄牛をはじめ、全国トップクラスの種雄牛を造成しています。

1.種雄牛の造成

「金太郎3」号(宮城全共第7区 特別賞「交雑脂肪の形状賞」受賞)

2.肉用牛改良のための情報収集分析・新技術の実証と活用・指導

肉用牛改良に欠かせない育種価情報を収集分析し、県内肉用牛をレベルアップへ向けた取り組みを行っています。

肉用牛改良センターのホームページを見る

食肉衛生検査所について

食肉衛生検査所では、食肉検査による疾病の排除など、食肉の安全・安心を守っています。

1.食肉検査による疾病の排除

疾病に罹患した家畜の肉が流通しないよう、と畜される家畜を全頭検査します。生体検査や解体検査で異常を認めた場合は、精密検査として細菌検査・病理検査・理化学検査を行います。

2.と畜場・併設食肉処理場の衛生指導

衛生的に処理された食肉をお届けするため、と畜場や併設の食肉処理場に対する衛生指導を行っています。と畜場はHACCPに基づく衛生管理が必須となっており、食肉衛生検査所による衛生指導も今まで以上に重要になります。

3.生産者への情報提供

解体検査によって得られた疾病の情報を生産者へ還元し、疾病対策に役立てていただいています。また、生産者向けに情報誌「TonTon(トントン)」を発行しています。

保健所について

保健所では、食品衛生や動物愛護の普及を行なっています。

1.食品に由来する健康被害の防止

飲食店や食品製造・販売施設の営業許可や監視指導を行います。食中毒が発生した場合は、食品・施設の細菌検査などを行って原因を特定し、再発防止のための指導を行います。

2.動物愛護管理の推進と狂犬病予防

保健所に持ち込まれる動物を減らすため、動物の適切な飼い方や野良猫の不妊手術などについて普及啓発を行います。また、狂犬病の発生を防止するため、飼い犬の登録と予防接種を推進します。

環境保健研究センターについて

環境保健研究センターでは、感染症等の調査研究をしています。(※詳細については、下記のホームページをご覧ください。)

環境保健研究センターのホームページを見る

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長崎県畜産課 〒850-8570 長崎市尾上町3-1
TEL:095-824-1111(代表)(直通:2951)
メール:s07080@pref.nagasaki.lg.jp

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